ビジネス経済役立ち情報コラム by mizuki

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家計の三分法って?厳しすぎない家計簿の付け方。

(イメージ画像です。)

みなさんこんにちは、Mizukiです。
これまで貯まらない人の特徴や貯まる使いかたについてまとめてきました。
でもいきなり家計を見直すぞ!とはりきっても、
ストイックな管理になりがちです。

記録をとるだけになり、三日坊主になることもしばしば…
支出収入を見直す際には、あるやり方を参考にすると
思考も行動も計画的に考えられるようになります。

 

 

家計見直しのカギは「家計の三分法」を意識

家計の三分法とは日本の経済学者である
奥野健太郎(おくのけんたろう)氏によって提唱された経済学の理論。
彼は特に家計や消費行動に関する研究で知られており
家計の三分法はその一例です。

家計の三分法は、家計の支出を3つのカテゴリーに分ける考え方です。

家計の三分法①生活必需費(必需支出)

食料、住居費、光熱費、医療費など、生活を維持するために必要な支出。
生きるため、生活するために欠かせない支出です。
これを消費ともいい、過剰ではない食費、水道光熱の利用料金
スマートフォンの利用料金などがこれにあたります。

家計の三分法②自己投資費用(投資支出)

教育、スキルの向上、健康の維持・向上にかかる支出。
生産性がないのが良いか悪いかは別として、いわゆる無駄遣いのお金です。
ギャンブルや過剰な嗜好品代、借金の利息、不用意にかかる
手数料や年会費などが当てはまりまるでしょう。
浪費と意識して使うお金も、ここに当てはまります。

家計の三分法③生活の充実度向上費(余暇支出)

娯楽、趣味、レジャー、贅沢品など、生活の質を向上させるための支出。
預貯金や金融商品としての投資だけではなく、自己投資なども当てはまります。
これは投資ともいい、将来自分に返ってくる使い方です。
将来仕事の幅を広げるための通信教育代や、書籍・参考書代、
セミナー代も入りますが、あくまで自分の将来に役立つと思われるものです。

 

「お金」は「価値」に支払うもの

「貯蓄をしたい」「投資をしたい」そう思っている人は多いですが
「生活費以外にそれらに充てられるお金」がないと話ははじめられません
収入と支出から、プラスの差分が出ているかを重要視してみましょう。

 

「節約はこれいじょう何をしたら‥‥」という方も多いかもしれません。
節約は闇雲に頑張っていてもうまくいきません。
時には空回りしてしまうこともあります。
これは自分のお金の使い方に「軸」がないときに起こり得がちなんです。
軸というのは、人それぞれの「価値観」によってできるもので、
言わばそれが「自分軸」といわれるもの。

お金の使い方の軸を作るためには
自分の価値観を育てることが何より大切というわけです。
そのためには、支出一つ一つの意味を考えるという作業が効果的。
金額でどうこうというよりも、価値での基準で捉えるのです。

まとめ

この三分法は、家計の支出がこれらのカテゴリーに分類され
それぞれのカテゴリーに適切な割合で予算を割り当てることが重要だ
という考え方を提供します。

その訓練の1つとして
支出を「消費」「浪費」「投資」の3つに分ける「家計の三分法」という
方法で取り組むと、使い方の価値基準となり効果があがりやすくなります。

 

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