ビジネス経済役立ち情報コラム by mizuki

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保険の種類とは。知っているようで知らない保険の基礎知識 - ①


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みなさんこんにちは、Mizukiです。
20代で未来を見据えて保険に入るってあまりイメージできません。
そんな若者でも社会人ならほぼ加入しているのが公的保険です。
公的保険と私的保険は何が違うのでしょうか。

 

 

公的保険とは

公的保険(社会保険)には、

(1)強制加入
(2)保険料が一律または所得に応じて決められている
(3)給付内容が決まっている
(4)国や自治体による公費負担がある

という特徴があります。

保険を運営する人、保険の元締めとなる人のことを「保険者」と言い、公保険の場合、保険者は国や地方自治体です。

保険者が公的機関であることから分かると思いますが、公的保険の目的は「公共政策上の目的を達成すること」にあります。

これは社会保険「産業保険」に大きく分類されています。

 

 

公的保険その1-社会保険

社会保険とは、国民生活を安定させることが目的の公保険のことを指します。

医療保険、年金保険、介護保険雇用保険労災保険の5種類があり、私たちの生活はこれらの保険によって日常生活における怪我や病気に加え、仕事中の事故や意図しない失業など様々なリスクから守られているのです。

会社員として勤めている場合は、これらの公保険の保険料は給与天引きとなることがほとんどで、だちたいの会社員は給与明細を見ればどれくらいの保険料を支払っているのかが分かります。

これらの保険は加入が義務付けられているため、脱退することはできません。

 

 

公的保険その2-雇用保険

産業保険とは、日本の産業を安定させることが目的の公保険を指し、農業保険、漁業保険、漁船保険、貿易保険などがあります。

海外との貿易に際して海難事故やテロ、現地政府の債務不履行など様々なリスクがありますが、ひとたび事故が発生したとなれば損害額が非常に大きくなり、民間の保険会社では引き受けができない規模となります。

このように保険事故が発生した場合にリスクが高く、損害額が多額になり民間の保険会社での引き受けが困難なもので、産業安定に資するような保険を産業保険と呼びます。

私的保険にはいる前に、公的保険の役割を理解することで、私的保険でなにを補填すべきなのか基本的な方向性が決まりそうですね。

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